【プレビュー PIST6 2025年度②】連勝街道を突き進む河端朋之

2025.04.07

レース,選手

今シリーズはPIST6 2025年4月第2戦。
 PIST6で圧巻の成績を残す河端朋之(岡山・40歳)が2月以来の登場だ。現在60連勝中で、15連続完全優勝を果たしており、絶対王者といっても過言ではない。当面のライバルは地元の根田空史(千葉・36歳)だろう。これまでの優勝は7回を誇り、地元の意地をかけて強敵撃破へ集中力を高める。他にも、同じく地元の山田駿斗(千葉・21歳)や神田龍(三重・35歳)など、優勝経験のある実力者が揃っており、激しいレースが繰り広げられそうだ。

【絶対王者・河端朋之が主役】 
PIST6の絶対王者である河端朋之は、前人未到の60連勝中。タイムトライアルでは唯一9秒台のベストタイムを保持しており、そのスピードは他を圧倒する。現行競輪では2月の全日本選抜から4場所連続で決勝戦を逃しており、PIST6でそのうっ憤を晴らしたい。

【地元の牙城を守る根田空史】
恵まれた体格を生かしたダイナミックな仕掛けに定評がある地元の人気レーサー。PIST6では今年1月の開催で7度目の優勝を果たし、現行競輪でも3月の松戸で優勝。PIST6と競輪の両方で好結果を残している。今節は地元の牙城を守ることが宿命だ。

【好調ぶりが光る神田龍】
現行競輪ではリズムを崩して決勝から遠ざかっているが、PIST6では今年2度参戦し、2月は2-1-1-1で優勝、続く3月は1-1-1-2で準Vと安定した成績を残している。逃げ、まくりをバランス良く使いこなすタイプで、レースセンスも抜群だ。

その他にも、山田駿斗や大西祐といった優勝経験のある選手たちに加え、田口勇介、荒川達郎、森本桂太郎といった決勝常連の若手も多数参戦。より一層、白熱したスピード感あふれるレースが期待される。

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