【プレビュー PIST6 2024年度㊼】悲願の初V目指す皿屋豊が中心
2025.03.15

今シリーズはPIST6 2025 3月 第3戦。
これまでに5度の準優勝経験がある皿屋豊(三重・42歳)を優勝候補の筆頭格に推す。予選、準決では4開催連続で白星を並べており、今シリーズこそ初の頂点を狙いたい。唯一の優勝経験者である望月一成(静岡・28歳)は、前回2月 第2戦で2勝をマークした。ここでは意地をみせてV争いに加わってきそうだ。斉藤樂(宮城・22歳)は現行競輪で1月よりS級に初昇格した期待の若手で、2度の表彰台入りもあるので、さらなる高みを目指す。
【皿屋豊がシルバーコレクター返上へ】
公務員から競輪選手に転身した異色のレーサー。現行競輪でS級1班に在籍している機動型で、2月岸和田では1年5カ月ぶりのVを勝ち取った。PIST6ではこれまでに5度の準優勝があるものの優勝経験はなく、今シリーズこそ初優勝に向けて照準を絞る。
【望月一成が久々のVを睨む】
22年1月にPIST6で豪快なまくりを決めての優勝があり、決勝進出回数も7回と豊富な経験を誇る若手機動型。1年8カ月ぶりの参戦となった1月 第4戦では未勝利に終わったが、前回の2月 第2戦では2勝を挙げる活躍をみせており、今回こそ優勝経験者の意地で決勝戦まで勝ち進み、2度目のVがあってもいい。
【連続優出中の斉藤樂の勢いに期待】
現行競輪では今期よりS級に昇級し、すでに3勝を挙げるなど成長著しい宮城の若手ホープ。PIST6では得意のまくりを中心に、先行、追込と展開に応じて器用にこなしていて、決勝戦に7回駒を進めている。特に今年に入ってからは2開催連続で決勝進出を果たしているので、その勢いでV争いに名乗りを上げる。
また、前回2月 第1戦で予選を連勝している谷口力也(熊本・27歳)や、2月 第2戦で優参した松本京太(静岡・26歳)といった20代の若手の躍動も一考。さらに今年からPIST6に参戦している林昌幸(愛媛・22歳)や、小榑佑弥(新潟・25歳)、峯口司(長崎・22歳)も2度目の出場を迎えるので、前回以上の好成績を期待したい。
©日刊プロスポーツ新聞社
出場選手一覧はこちら