【プレビュー PIST6 2024年度㊺】久々のVを狙う雨谷一樹が主役

2025.02.24

レース,選手

今シリーズはPIST6 2025 3月 第1戦。
優勝回数3回を誇る雨谷一樹(栃木・35歳)がシリーズリーダーを務める。前回2月 第1戦の決勝戦では準Vと優勝にあと一歩届かなかったので、今回こそ久々のV獲りを目指す。対抗格は、1月 第2戦で初出場ながらも4連勝と衝撃的なPIST6デビューを果たした久田朔(大阪・21歳)。その機動力は高く、連続Vも十分だ。6連続優出中と安定した成績を残している菊地圭(宮城・23歳)も侮れない存在で、持ち前のダッシュ力を生かして初Vを狙う。

【実績最上位の雨谷一樹が中心】
ナショナルチームに在籍していた豊富な経験を生かし、PIST6でも初代王者に輝くなど創成期から活躍してきた第一人者だ。久々の参戦となった1月 第1戦では失格と悔しい思いをしたものの、続く2月 第1戦の決勝戦では準Vも、3連勝での決勝進出を果たしており底力を発揮してみせた。ここでは実績最上位の意地をみせて、久々のVを勝ち取る。

【衝撃デビューを飾った久田朔の連覇も】
 昨年デビューした125期生で、現行競輪では特別昇班こそできていないものの、これまでに7度の優勝と常に優勝候補として名を挙げられている若手の有望株。初参戦となった前回1月 第2戦では持ち前のトップスピードを生かして4連勝を飾っている。今節は雨谷ら強敵も揃うが、積極果敢に攻めてPIST6連覇を狙う。

【強烈なダッシュ力を誇る菊地圭】
PIST6ではタイムトライアルで好タイムを叩き出すなど持ち前のダッシュ力を武器に6開催連続で決勝進出を果たしている若手。現行競輪でも2月玉野で213着とA級1・2班戦で自身2度目の優出を果たし、決勝戦では先行して確定板入りを決めるなど近況は好調が窺える。今シリーズでも好スパートを決めて他を圧倒する。

また、3度目の参戦にして初決勝で表彰台入りを果たした地元の山賀雅仁(千葉・42歳)もV争いに食い込むだけの実力を秘めているので警戒したい。その他にも前回決勝まで勝ち進んでいる今藤康裕(岐阜・39歳)、北川大五郎(大阪・33歳)、遠藤勝弥(静岡・35歳)といった中堅どころの活躍も見逃せない。

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