【レビュー PIST6 2024年度㊵】常次勇人が4連勝で初Vゲット
2025.01.26
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PIST6 2025 1月 第4戦は1月26日(日)に最終日が開催された。
決勝戦は森本桂太郎、常次勇人の2名が3連勝で勝ち上がり、優勝経験者の2名に初の決勝進出を決めた若手から表彰台経験豊富なベテランまで個性豊かな6名が顔を揃えた。動けるタイプが揃った決勝戦は、残り2周付近からのロングまくりを決めた常次勇人が完全優勝を飾った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から志智俊夫-三浦翔大-川野深-常次勇人-大西祐-森本桂太郎。レースは残り3周でペーサーが退避し、先頭の志智がペースを上げながら後方の動きを警戒。残り2周半すぎに大きく外に上がるとその内を抜けた三浦が先行態勢に入り、川野、志智が続くも、外から仕掛けた常次が3番手で前を追う。常次はじわじわと車間を詰める勢いでまくっていき残り半周で三浦を捕らえると、後方からまくり上げた志智の追撃を振り切って1着でゴールした。
「約2年前に初めて出場したときからずっと優勝をしたくて、レースもたくさん見てきましたし、今開催で僕が一番勝ちたい気持ちが強かったと思う。(決勝戦は)森本(桂太郎)選手がとても強いのでその動きを注意しながら確認していて、自分の距離から踏んだ。久田(朔)君の優勝を見ていて、今度は僕が久田君よりも強い走りで優勝したいと思っていたのでできて良かったと思います。PIST6の出場選手では黒瀬(浩太郎)さんや、堀江(省吾)さん、河端(朋之)さんの3人が抜けていて自分の力は10番目ぐらい。今年は常に表彰台に乗れるような選手へとステップアップしていきたい」
前検日には「今回は優勝を獲りにきた」と力強い意気込みを語り、1次予選では先行逃げ切りで白星を飾ると、2次予選からは好タイミングのまくり3連発で悲願の初優勝を飾った。また次の目標としては「強い3人に一歩でも近づきたい」と話しており、23歳の若手のさらなる成長に期待したい。
『PIST6恐竜アドベンチャー in千葉公園が開催された』
今シリーズは『PIST6 恐竜アドベンチャーin千葉公園』と題し、恐竜スタンプラリーや、恐竜ワークショップ、ティラノサウルスレースなど恐竜にまつわるイベントが開催された。2日間多くの家族連れがレースとイベントの両方を楽しむために来場し、特に2日目のデイではチケットが全席完売するほどの大盛況で幕を閉じた。
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次回開催は2月1日(土)と2月2日(日)。『PIST6 2024 ウィンターステージステージ2月第1戦』が行われる。
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