【プレビュー PIST6 2024年度㊴】連勝記録更新中の河端朋之が断然

2025.01.14

レース,選手

今シリーズはPIST6 2025 1月 第3戦。
優勝経験者の3名を中心に好メンバーが集結するが、現在52連勝中と連勝街道をひた走る河端朋之(岡山・39歳)がV最有力候補。今シリーズでも力の違いを見せつけてさらに連勝を伸ばすかが注目となってくる。対抗格は2024年のマスターズ世界選手権のスプリント種目で世界一に輝いた伊藤信(大阪・41歳)。PIST6でもこれまでに6度の優勝経験があり、久々のVも。1月よりS級2班に昇格した浮島知稀(群馬・24歳)は今シリーズがPIST6初参戦。現行競輪同様に積極果敢な競走ができれば大物食いも十分。

【河端朋之が連勝を伸ばす】
2018年世界選手権のケイリン種目で銀メダルを獲得するなど世界を相手に戦ってきた豪脚の持ち主。PIST6ではワールドクラスのダッシュ力を生かして他を圧倒し、13連続完全V中とその勢いは止まらない。今シリーズでも連勝記録を更新し、14回目の頂点を目指そう。

【伊藤信が返り咲きを目指す】
2年ぶりの出場となった2024年マスターズ世界選手権のスプリント種目(40-44歳カテゴリー)で世界チャンピオンに輝いた。PIST6でもこれまでに6度の優勝実績があり、実績面では河端に次ぐ存在。豪快なまくり中心の力強い仕掛けで、久しぶりの優勝を狙いたい。

【浮島知稀がスピード発揮】
地脚タイプではあるものの、ダッシュ力とトップスピードの高さも申し分がなく、前期のA級戦では3度の優勝がある。また現行競輪では1月よりS級2班に昇級し、S級初戦の1月前橋で512着と2日目に先行逃げ切りでS級初勝利を挙げたばかりの期待のホープ。自転車競技の経験はないが、高いポテンシャルを発揮したいところだ。

その他にも優勝経験者で地元の荒川仁(千葉・26歳)も近況は2連続で決勝進出と成績は上向いており、侮れない存在だ。また125期の在所ナンバーワンである遠藤拓巳(香川・25歳)や、自転車競技経験豊富な福元啓太(大阪・28歳)ら初出場の選手が多数参戦し、予選から見逃せない戦いとなりそうだ。

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