【プレビュー PIST6 2024年度㊲】新年初戦の大激戦を制するのは?
2024.12.23
今シリーズはPIST6 2025 1月 第1戦。
注目の新年初戦は優勝経験者の6名を始め豪華メンバーが集結し、激戦必至のシリーズ。その中でも注目はPIST6の初代王者であり3度の優勝経験を有する雨谷一樹(栃木・34歳)。勝率と優勝回数で上回る根田空史(千葉・36歳)が対抗格。優勝回数は1回ながらも、これまでに10度の決勝進出のうち8度の表彰台入りと安定感ある走りを披露している安倍大成(埼玉・26歳)もV候補の一角となるだろう。
【初代王者の雨谷一樹が登場】
長らくナショナルチームの第一線で活躍し、豊富な自転車競技経験を生かした走りでPIST6初代王者であり、3度の優勝経験を誇る。今シリーズは23年6月以来の1年7カ月ぶりの参戦となるが、持ち味のダッシュ力を生かした仕掛けで4度目のVを勝ち取ろう。
【根田空史が地元戦で魅せる】
雨谷を上回る6度のVを誇る地元のエース。PIST6は約10カ月ぶりの参戦となるが、前回のフォースクォーター ラウンド40では逃げ切り4連発を決めている。鋭いダッシュと先行力はS級でもトップクラス。走り慣れた当所で自慢のスピードを発揮し、7度目の頂点を狙う。
【安倍大成が返り咲きを目指す】
強烈なダッシュ力を生かした仕掛けで予選を中心に白星を量産している若手機動型。10月 第2戦では途中欠場となったが、それ以前は4連続で決勝戦に勝ち上がっていて、3度の準Vと好成績を収めている。11月大宮ではS級初優出を果たしていて現行競輪でも成績は上向きだ。強敵揃いも間隙を突いての一発があってもいいだろう。
その他にも優勝実績のある山田義彦(埼玉・38歳)、鈴木浩太(千葉・27歳)、依田翔大(山梨・25歳)はもちろん、初出場組では今期S級に初昇格した青木瑞樹(岡山・25歳)や、学生時代には中距離種目で活躍したルーキー・高橋舜(宮城・23歳)、24年四国地区プロの1kmタイムトライアルを制した林昌幸(愛媛・22歳)など競技経験豊富な好メンバー揃っていて予選から目を離せない開催となりそうだ。
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PIST6 2024 ウィンターステージ 1月第1戦
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