【プレビュー PIST6 2024年度㊱】混戦も実績上位の藤井昭吾が中心
2024.12.23
今シリーズはPIST6 2024 12月 第4戦。
優勝経験者からは3名が参戦し、唯一2度のV実績を誇る藤井昭吾を本命視する。22年5月より優勝からは遠ざかっているものの、総合力の高さを生かして久々の頂点に挑もう。直近で優勝実績のある原田翔真は10月 第2戦で初優勝を飾り、続く11月 第2戦でも優出と勢いは一番だ。ここでも好スパートを決めて2度目のVを目指す。今年2度の準Vがある三浦翔大も優勝経験者で、その機動力は他と比べてもそん色ないので、3年振りの頂点も可能だろう。
【藤井昭吾が久々のVを睨む】
自転車競技経験が豊富で、PIST6創成期から活躍してきた実力者。今年のPIST6でも5度の決勝進出があり、準優勝、決勝3着が1回ずつと表彰台経験もある。また前回11月 第3戦の準決では最多V実績を誇る堀江省吾をゴール直前で差し切って白星を挙げている。攻め幅が広く、展開を見極めての仕掛けでV筆頭に名乗りを上げる。
【勢いある原田翔真を信頼】
10月 第2戦では14度目のPIST6参戦にして悲願の初優勝を達成。現行競輪同様の積極果敢な走りから展開に応じた器用な競走まで何でもこなす印象で成績は急上昇中。現行競輪では来月よりS級2班に昇格する和歌山の若手有望株が、PIST6で2度目の栄冠をつかむ。
【三浦翔大が3年ぶりのVへ】
先行・まくりの機動力を駆使して、PIST6での勝率は約5割と今シリーズでは一番。優勝は21年12月の1度のみだが、15回の優出経験がある。現行競輪では来月より4年ぶりにS級の舞台に復帰を決まっているだけに、ここで3年ぶりの優勝を飾って来期からのS級戦に挑みたい。
その他にも現行競輪ではS級1班で活躍する佐藤友和(岩手・41歳)、志智俊夫(岐阜・52歳)は表彰台経験のあるベテランで侮れない存在。またPIST6で3連続優出中の菊地圭(宮城・23歳)や、ルーキーの福田健太(宮城・23歳)、今井希(埼玉・23歳)など若手からベテランまで好メンバーが顔を揃えており、2024年ラスト開催を盛り上げてくれそうだ。
©日刊プロスポーツ新聞社
PIST6 2024 オータムステージ 12月第4戦
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