【プレビュー PIST6 2024年度㉝】実績断然の堀江省吾が主軸

2024.11.18

レース,選手

【プレビュー PIST6 2024年度㉝】実績断然の堀江省吾が主軸

今シリーズはPIST6 2024 12月 第1戦。 
現行競輪でS級トップクラスの選手をはじめ、若手からベテランまで実力者が揃ったシリーズだが、11月 第3戦で14度目のVを飾った堀江省吾(長野・27歳)が今シリーズの主役だ。現行競輪ではS級1班に在籍する皿屋豊(三重・41歳)も負けてはいない。持ち味の地脚を生かした好スパートを決めて初V奪取を狙う。この他にも稲毛健太(和歌山・35歳)、依田翔大(山梨・25歳)、東矢昇太(熊本・38歳)ら優勝経験者の台頭も十分。

【堀江省吾が最多V記録更新へ】
前回の11月 第3戦では、2次予選での1着同着や、準決勝は藤井昭吾に差されての2着など勝ち上がり戦では苦戦する場面も見られたが、決勝戦は本来の走りで見事に14回目の優勝を飾ってみせた。今シリーズでも航続距離の長さを生かした仕掛けで他を圧倒し、最多V記録のさらなる更新に挑む。

【皿屋豊が悲願の初Vを目指す】
23年のマスターズ世界選手権でアルカンシエルを獲得。PIST6ではこれまで優勝に手が届いていないものの、4度の準Ⅴを含む6度の表彰台入りと好成績を残している実力者だ。近況は2連続で予選、準決を3連勝で決勝進出を果たしている。強靭な地脚を武器にPIST6初制覇を狙う。

【スピード抜群の稲毛健太】
ナショナルチーム在籍経験がある和歌山のスピードレーサー。PIST6では2月に4連勝で初Vを飾っていて、これまでに準Vと決勝3着が1回ずつと実績面も申し分はない。近況のPIST6では上位選手をかなり苦しめる場面も多く見られる。持ち前のトップスピードでねじ伏せて、2度目のVを手にすることも近そうだ。

寛仁親王牌でGI3度目の決勝進出で準Vの小原太樹(神奈川・36歳)や、現行競輪では白星を量産している若手機動型の吉田有希(茨城・23歳)らも参戦。また11月 第3戦でシリーズ3勝をマークした常次勇人(大阪・22歳)は、過去には4度の優出があり、今シリーズでも侮れない存在だ。

                            ©日刊プロスポーツ新聞社

 

PIST6 2024 オータムステージ 12月第1戦

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