【プレビュー PIST6 2024年度㉜】黒瀬浩太郎がV筆頭も激戦必至
2024.11.15
今シリーズはPIST6 2024 11月 第4戦。
優勝経験者の6名を中心にV争いはし烈を極めそうなシリーズだが、直近の7開催で5Vと優勝を量産している黒瀬浩太郎(広島・24歳)が優勝候補の筆頭格だろう。スピードの違いを見せつけて6度目の頂点を狙う。対抗は棚瀬義大(岐阜・24歳)で、3連続で予選、準決は負けなしで決勝進出している。地脚を生かした先行力を発揮して逆転も十分。11月 第2戦で初優勝を飾った梶原海斗(福岡・25歳)も負けてはいない。前回の決勝戦では先行逃げ切りで他を完封しており、今シリーズでもV争いに加わってきそうだ。
【V量産中の黒瀬浩太郎が中心】
これまで12回の参戦で5Vと優勝を量産している若手。トップスピードの高さが魅力で、前回の10月第4戦ではS級1班の実力者を豪快なまくりでねじ伏せた。タイムトライアルでも好タイムを叩き出している。PIST6の若きエースが今シリーズでも、6度目の優勝を目指す。
【先行力非凡な棚瀬義大】
持ち前の持久力を生かしたロングスパートで現行競輪では今期5度のVを挙げ、来月にはレインボーカップに出場を予定している中部期待の大型先行。PIST6でも3Vがあり、その先行力は非凡だ。今シリーズは積極的な若手機動型が揃うが、積極策を貫いて3カ月ぶりの優勝を狙う。
【勢いでは前回初Vの梶原海斗】
ジュニアアジア選手権でケイリン、スプリント、チームスプリントの3冠達成など競技経験が豊富な逸材。11月 第2戦では2次予選こそ5着に敗れたが、シリーズ3勝を挙げて初優勝を飾った。現行競輪では4月にS級2班に特進し、10月久留米では予選、準決を連勝で決勝進出と頭角を現してきているだけに、連続Vがあっても不思議ではないだろう。
その他にも10月に行われたマスターズ世界選手権のスプリント種目40-44歳カテゴリーで世界一に輝いた伊藤信(大阪・41歳)も登場。また畝木聖(岡山・27歳)、三浦翔大(宮城・34歳)ら優勝経験者も目が離せない存在だ。前回11月 第2戦では14度目の参戦にして初優出を決めた森本桂太郎(愛媛・26歳)や、10月 第3戦でオール2着の準Vと好成績を残した北野武史(石川・52歳)ら若手からベテランまで実力者が揃っており、予選から注目のレースが続くだろう。
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PIST6 2024 オータムステージ 11月第4戦
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