【プレビュー PIST6 2024年度㉗】最多V誇る堀江省吾がリード
2024.10.10
今シリーズはPIST6 2024 10月 第3戦。
実力ある若手機動型が揃ったシリーズだが、PIST6最多の13Vと実績面で断然の存在である堀江省吾(長野・27歳)が主役だ。9月 第4節で3度目の参戦にして初優勝を飾った松崎広太(茨城・25歳)も引けを取らない。強敵相手でも積極果敢に攻めて連続Vを目指す。
【堀江省吾が更なる記録更新へ】
8月 第4節ではタイムトライアルで9位通過と万全の状態ではなかったものの、レースになってみれば危なげのない走りを披露し、PIST6最多の13度目の優勝を4連勝で飾った。現行競輪では10月西武園で節目の通算100勝を達成し、成績も上向きつつある。持ち前のロングスパートを発揮して更なる記録更新を狙う。
【松崎広太が逃走劇を披露】
9月 第4節ではタイムトライアルを1位で通過。レースでは予選から逃げ切り4連発と圧巻の走りを披露し、3度目の出場にして悲願の初優勝を飾った。その後、現行競輪10月取手の決勝戦ではナショナルチームBに在籍する中石湊の特進を阻止し地元Vをゲット。PIST6、現行競輪の双方で勢いに乗る若手が再度のV獲りに挑む。
【伸び代ある斉藤樂が台風の目】
前回、前々回のPIST6で決勝進出を果たすなど、着実に力を付けているホープ。明るい性格と大胆な走りには定評があり、今シリーズも虎視眈々と金星を狙う。現行競輪では10月の平塚を欠場しており、状態面が気がかりではあるが、走る以上はしっかりと調整してくるだろう。大物食いなるか要注目だ。
その他にも4連続で表彰台入りを果たしている小畑勝広(茨城・25歳)や、今年のUCI世界選手権大会トラックマスターズに出場し、スプリント50-54歳カテゴリーで銀メダルに輝いた大ベテラン市本隆司(広島・53歳)も登場。また初参戦のルーキー水谷亮太は、ボディビルダーからの転身組で、持ち味生かしたパワフルな走りを見せてくれそうだ。
©日刊プロスポーツ新聞社
PIST6 2024 オータムステージ 10月第3戦
出場選手一覧はこちら