【レビュー PIST6 2024年度㉕】岩井芯が豪快なまくりで連続V
2024.10.06
PIST6 2024 10月 第1戦は10月6日(日)に最終日が開催された。
決勝戦には棚瀬義大、岩井芯の2名が無傷の3連勝で勝ち上がりを決めて、19歳の若手から40代のベテランまで幅広い年齢層の6名が顔を揃えた。大混戦の一戦は、残り1周半からの好スパートを決めた岩井芯が2度目の優勝を完全Vで飾った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から岩井芯-菊地圭-鈴木伸之-鈴木浩太-棚瀬義大-竹村勇祐。レースは残り3周半から最後方の竹村がゆっくりと上昇。残り3周で誘導員が退避し竹村が先頭に立つも、鈴木浩がすかさず前に出て、棚瀬が更にその上を叩いて先頭に躍り出る。棚瀬は後方の動きを警戒しながら残り2周付近からペースを上げていく。残り1周半で4番手から岩井芯がスパート。岩井はじわじわとまくり上げていって残り半周で棚瀬を捕えると、そのまま後続の追撃を振り切って1着でゴールした。
「残り2周で仕掛けようとしたけど、棚瀬(義大)さんがハイピッチだったので、残り1周半からの仕掛けになった。踏み出してからは棚瀬さんの先行がカカっていたけれど、思っていたよりも自分も車が進みました。最後は後ろの状況はわからず踏んでいたのでなんとか押し切れた。(完全優勝は)デキすぎで自分でもビックリしている。あまり自信を持ちすぎてもダメなので、強い気持ちを持って走っていきたい」
前回の9月 第1節では初参戦ということもあり、予選、準決勝では未勝利であったものの、今シリーズでは前回の経験を生かして予選は逃げ切りで連勝。準決勝、決勝では鮮やかなまくりを連発し、無傷の4連勝で2度目の栄冠を手にした。潜在能力高い19歳のルーキーで、今後のPIST6でも優勝を積み重ねていきそうだ。
『PIST6ハロウィンが開催された』
今節は『PIST6ハロウィン』が開催され、「ハロウィン屋台」や、「謎解きPIST6」、「ちびっこ限定コスプレフォトブース」などのイベントが開催され、多くの家族連れらが来場し大きな盛り上がりを見せた。また、6日には『千葉公園クリーン活動』が実施されて、たくさんのボランティアの方々が参加し、日本競輪選手会千葉支部選手とともに千葉公園周辺の清掃活動が行われた。『PIST6ハロウィン』は11/2(土)にも開催予定ですので、是非ご家族やご友人をお誘い合わせの上ご来場ください。
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次回開催は10月9日(水)と10月10日(木)。『PIST6 2024 オータムステージ10月第2戦』が行われる。
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