【プレビュー PIST6 2024年度㉔】激戦模様も先行力ある松崎広太を指名
2024.09.20
今シリーズはPIST6 2024 9月 第4戦。
傑出者が不在も、若手機動型が多く揃ったことで激戦が見込まれるが、7月 第1戦、8月 第3戦と連続で決勝進出している松崎広太(茨城・25歳)の先行力に期待する。持ち味の積極果敢な競走をみせて初優勝を目指す。対するは今開催最多の3回の優勝経験を誇る鈴木浩太(千葉・27歳)で、4度目の地元Vも十分。小畑勝広(茨城・25歳)は、近況のPIST6では3連続で優出し、その3回すべてで表彰台入りを果たしている。好スパートを決めて初の頂点を狙う。
【松崎広太が先行力発揮】
現行競輪同様に持ち味の積極策を披露し、初出場となった7月 第1節から白星を量産している。8月 第3節ではタイムトライアルで堂々の1位通過を果たしており、無傷の3連勝で決勝戦に進出。現行競輪でも今期すでに3度の優勝があり、好調を持続している。3度目の正直で、初優勝を決めよう。
【鈴木浩太が地元の意地をみせる】
これまでの優勝回数は3回と実績面では最上位。近況は準決勝敗退が続いていたが、8月 第1節では予選から3連勝で5カ月ぶりとなる決勝進出を決めた。現行競輪では7月からA級1班に降級となったが、9月伊東、平塚と2場所連続完全優勝を果たしている。PIST6、現行競輪の双方で成績が上向きなので、地元の意地をみせてV獲りに挑む。
【小畑勝広が悲願の初Vへ】
現行競輪では地脚を生かした仕掛けで競走得点103点台をキープしている。PIST6での勝率は23%と決して高くはないが、3連対率は80%超と安定感のある走りが魅力。近況は3連続で決勝戦に勝ち進み、そのうち2度の準V、3着が1回と好成績を残している。力が拮抗している今シリーズは展開に応じた器用に立ち回りをみせて悲願の初Vを狙う。
その他にも優勝経験者の三浦翔大(宮城・34歳)や、機動力の高さが持ち味で、現行競輪ではS級1班に在籍する吉田有希(茨城・23歳)、平昌オリンピックのモーグル銅メダリスト原大智(宮城・27歳)など個性豊かなメンバーが名を連ねている。また初出場となる橋谷成海(埼玉・24歳)は、自転車競技経験が豊富なルーキーで、初出場でも活躍が楽しみな選手だ。
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PIST6 2024 サマーステージ 9月第4戦
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