【プレビュー PIST6 2024年度⑬】最多V実績を誇る堀江省吾が中心
2024.07.04
今シリーズはPIST6 2024 7月 第2戦。
精鋭が揃った中でも、PIST6で最多の11Vの実績を有する堀江省吾(長野・27歳)が優勝候補の筆頭格だ。対抗は2度のVがある新鋭の棚瀬義大(岐阜・24歳)で、強靭な地脚を活かしたロングスパートで強敵撃破といきたい。同じく2Vの実力者・神田龍(三重・34歳)は展開を見極めての一撃が魅力でこの両者に差がなく迫る。
【V量産の堀江省吾が更なる記録更新を狙う】
現行競輪では今期初戦の7月奈良で決勝進出。持ち味の積極的な競走スタイルで、頭角を現わしている期待の若手。PIST6は3カ月ぶりの参戦となった6月 第3戦で危なげない走りで完全優勝を達成。優勝回数も最多の11に伸ばした。今シリーズでもその機動力は断然だろう。12度目のV獲りに照準を合わせていく。
【勢いある棚瀬義大が3度目の栄冠へ】
学生時代は中長距離種目で活躍し、競技実績は申し分ない。現行競輪ではA級2班ながら、持ち前の先行力でV争いの中心。PIST6は6月第3戦の準決勝6着で連続優出は途切れたが、出場4回のうち2度の優勝。そのどちらとも完全優勝を果たしている。強敵相手でも臆することなく仕掛けて、3度目の優勝に挑む。
【好調気配の神田龍にも要注目】
4月 第3戦ではタイムトライアルで自己ベストとなる10秒434を叩き出して、決勝では山根将太ら強豪を打ち破って完全優勝を果たした。その後5月 第2戦、6月 第2戦と連続で決勝進出。近況では勝ち星もかなり増えてきている。キレ味抜群の一撃は侮れないだろう。
その他にもベテラン勢の奮起に期待したい。大西祐(愛媛・37歳)は、5月 第4戦先行逃げ切りで念願の初優勝を飾っている。若手に負けず劣らずの先行力を発揮して再度のVへ。レジェンド小嶋敬二(石川・54歳)は、年齢をまったく感じさせぬ走りで存在感を示している。過去の優出経験は1度のみながらも、その力はV争いの一角。PIST6では4連続優出中の鈴木伸之(愛知・43歳)も展開に応じた器用な立ち回りでの上位進出も。
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PIST6 2024 サマーステージ 7月第2戦
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