【プレビュー PIST6 2024年度⑩】成長一途の黒瀬浩太郎が3連続Vを狙う

今シリーズはPIST6 2024 6月 第2戦。
優勝候補の筆頭は連続Vで波に乗る黒瀬浩太郎(広島・24歳)。スピード面では群を抜いており、持ち味発揮なら3連続Vを果たす可能性が高い。通算2Vで実績並ぶ藤井昭吾(滋賀・38歳)や神田龍(三重・34歳)が相手候補。両者ともにS級の意地を見せて新鋭の快進撃を止めにかかる。地元千葉からは連続優出中の荒川仁(千葉・26歳)も参戦し、久々のV獲りを目指す。

【スピード上位の黒瀬浩太郎が快速発揮】
　前々回のPIST6 2024 4月 第4戦で真鍋智寛、徳田匠、荒川仁といった若手機動型対決を制し初Vを達成。続く前回のPIST6 2024 5月 第3戦では連日、後続を突き放す圧巻の走りを見せつけて4連勝で連続完全Vを決めた。現行競輪でも勝ち星を量産中で勢いそのままに3連続Vを狙う。

【経験値高い藤井昭吾が巧さを見せる】
　先行、まくり、位置取りなど多彩な攻め幅を武器にしており、PIST6の予選では一昨年12月から確定板を外しておらず、車券の軸として信頼がおける選手だ。前回のPIST6 2024 5月 第1戦では準決勝3着に終わり決勝進出逃しただけに今節は巻き返しを図りたいところ。勢いある若手をベテランの技で封じ込める。

【復調気配の荒川仁が勇姿を見せる】
PIST6 2023 ラウンド15で悲願の初Vを達成。その後は振るわない時期もあったが、近況は2節連続で優出中を果たしており、復活の兆しを見せている。前回のPIST6 2024 5月 第3戦では予選から準決勝まで逃げてまくってと3連勝の活躍。現行競輪でも動きが良化しており、久々のV獲りへ向けてチャンスは十分だ。

その他にも近況の動きがいいベテラン勢が数多く参戦。渡辺正光(福島・36歳)は巧みな立ち回りを駆使してPIST6で5連続優出中と安定感が光る。大ベテランの小嶋敬二(石川・54歳)は前回のPIST6 2024 5月 第4戦の予選で逃げ切り連勝。佐藤朋也(秋田・44歳)も敗者戦ではあるが、前回のPIST6 2024 5月 第3戦では自力を繰り出して最終日に連勝と侮れない存在だ。

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PIST6 2024 スプリングステージ 6月第2戦

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