4th Quarter ラウンド3プレビュー

2022.12.13

レース,選手

 今シリーズは『PIST6 Championship 2022-23』フォースクォーター ラウンド3

3連続優勝中と波に乗る中島詩音(山梨・24歳)や、2度の優勝経験がある地元の鈴木浩太(千葉・25歳)といった勢いある若手を中心に、隅田洋介(岡山・35歳)や中西大(和歌山・32歳)といったS1班の実力者も参戦。2日間に渡って白熱したレースが繰り広げられる。

【3連覇中の中島詩音が連勝街道を突き進む】

甘いルックスと、確かな実力でファンを魅了している期待の若手。8月、9月、10月と3開催連続で優勝しており、勢いはとどまることを知らない。勝率は脅威の80%オーバーで、目下12連勝中。持ち味のスピードを生かした攻めは迫力満点で、連勝記録をどこまで伸ばせるか注目。強豪がひしめく今シリーズで、断然の優勝候補といえる。 

【地元のホープ・鈴木浩太もV争いへ】

 地元千葉が誇る将来性豊かな新鋭レーサー。2019年には日本学生ロードレースカップシリーズ年間チャンピオンに輝くなど、ロードレースで培った強靭な地脚が武器。先行有利の250バンクの特性を考えると、持ち味を最大限に生かせるはず。節目となる10度目の参戦で3度目の頂点を目指す。

【今度こそ悲願の頂点を目指す隅田洋介】

 過去に5度出場して全て決勝戦に進出し、優勝こそないものの4度の表彰台入りを果たしている。今年は現行競輪でも高いレベルで安定し、高松宮記念杯、寛仁親王杯、競輪祭といったGⅠ戦線でも奮闘中。ダッシュ力に自信を持っており、後方から一気に前を抜き去るスピードは強烈。悲願の初優勝へ向けて今シリーズも集中力を高めてレースに臨む。

 その他にも、いぶし銀の走りで玄人を唸らせる志智俊夫(岐阜・50歳)や、前回準Vの田川翔琉(熊本・24歳)、好タイムを連発している東矢昇太(熊本・36歳)なども虎視眈々と初タイトルを狙う。

 ©日刊プロスポーツ新聞社

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