PIST6の競技ルールについて
2021.09.21
本記事ではPIST6の競技ルールについてご説明します。
今回は基本的なレースの流れから主な反則行為について記載しておりますので、最後までお読みいただき観戦のご参考にしていただけたらと思います。
■PIST6 レースの流れについて
①スタート前
PIST6は1周250mのバンク(走路)を6人のレーサーが自転車で走る競技です。選手の並び順はレース前の抽選によって決定します。(車券販売締め切り後に並び順が確定します)
②スタート時
発車はホルダースタートという、UCIの短距離スタートで採用されている、人が支えてスタートする方式です。審判の号砲とともにレースが開始します。
③レース開始〜3周目まで
競輪と同じく、ペーサーが先導します。
1周目は約時速30km。1周目は選手の並び順はスタートから変わらず、2周目から選手たちは位置取りを変えて行きます。その後、3周目にはペーサーのスピードは約時速50kmとなり徐々にスピード感が増していきます。
④4周目〜ゴールまで
4周目からペーサーが外れ、一気にレースが加速します。なお、ペーサーが外れるまではペーサーを追い抜いてはいけません。最終周回である6周目のフィニッシュラインに到着した順位によって、着順が決定します。
■レース中の主な反則行為について
・身体や自転車を使って選手を押圧、押し上げ、押し合いを行なってはいけません。
・安全な間隔を保持できる場合を除き、前で先行して並走する選手との間に差し込み、またはその間を通って追い抜きをしてはいけません。
・ラインは禁止です。(ペースメーカーや、他の選手をサポートすることもされることも禁止となります)
・最終周回のパシュートライン(ホーム側センターライン)に到達する前に落車した選手は競走中止となります。(復帰不可)
・最終周回のパシュートライン(ホーム側センターライン)を超えてからは、落車しても押したり抱えたりしてのゴールが可能です。
■バンクエリアごとの注意点について
ブルーバンド
・ブルーバンドに入っての走行は禁止です。
スプリンターライン(赤線)
・スプリンターライン(赤線)の内側を走っている選手に対して、内側への差し込みや内側からの追い抜きは禁止です。
・スプリンターレーンを走る選手と並走するときは、スプリンターレーンに入ってはいけません。
・スプリンターレーンを走る選手は、スプリンターラインの外側を走る選手と並走する際には、同レーンの外側に飛び出してはいけません。
※PIST6は自転車競技法における250競走という種目で、千葉市が行う250競走の呼称です。
今後もオフィシャルサイトでは、PIST6のリーグやレースの情報を随時更新してきます。